イベリコ豚専門店イベリコ屋です。
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■手軽に楽しめるミニ原木
生ハムのミニ原木とは、骨からそぎ落とした肉の部分を薄くスライスせずブロック状で販売している生ハムのことです。 一般的に500g〜1kgほどの大きさで通常の原木と比較して保管や消費などの心配がなく気軽に楽しめる商品です。
新型コロナウイルスの影響で在宅需要も高まり、「家でも美味しいものを食べたい!」 「外食に劣らない珍しい食材を気軽に楽しみたい!」という方を中心に人気を集めています。
家呑みでも欲しい量を好みのサイズにカットできるLIVE感や、 切りたてをすぐに食べることができる臨場感は原木ならでは。 家族での集まりはもちろん、いつでもおつまみにできる生ハムはおひとり様の晩酌にも重宝することでしょう。
■ミニ原木の保存方法
ミニ原木に興味はあるけれど、きちんと保管できるのか心配という方もいらっしゃるかもしれません。 購入前にある程度、保存方法について知っておくと購入した後も安心ですよね。
続けてミニ原木の保存方法についてお伝えします。 骨付きの原木と比較してもぐっと保存管理が簡単ですが、最後まで美味しく食べるためには きちんとした知識を持って管理することが大切です。
□開封前の保存方法 ミニ原木は真空パックされた状態で自宅に届きます。 すぐに開封をしない場合は、そのまま冷蔵庫に保管しましょう。 ミニ原木の理想の保管温度は、8℃ぐらいと言われています。 冷蔵室の冷蔵室は大半が2〜5℃ですが、生ハムの保存理想温度の8℃を下回っても問題はありません。
□開封後の保存方法 開封後、その日召し上がる分だけをカットしたら表面に空気が入らないようなるべくきっちりとラップでくるんで冷蔵庫に保存します。
ミニ原木は肉のボリュームが小さい点と、皮で覆われていないため通常の原木と比較して乾きや熟成が早まることがあります。そのため次回取り出した際に表面が乾燥していることがあります。 表面の乾燥は、基本的には問題はありません。
しかしどうしても乾燥が気になるという方は、切り口にオリーブオイルやヒマワリオイルなどを塗ってからラップで包むようにしましょう。オイルには酸化・乾燥を防ぐ働きがあります。 その際生ハムの芳醇な薫りを邪魔しないためにも、保管時に使用するオイルはなるべくクセや香りのないもの選ぶようにしましょう。
まれに断面からカビが発生することがあります。 深部までカビが到達し食べられなくなったというわけではありません。 もしカビの発生を見つけた場合は、該当部分を削ぐようにして取り除きましょう。 綺麗な断面が表出したら、可食部となりますので、そのまま適量をスライスしてくださいね。
■長期保存で味わいの変化を楽しむ
原木を一定期間保存していると、生ハムの中の乳酸菌が活性化され発酵が少しずつ進みます。 そのため、生ハムは購入直後から自宅保管の年月とともにその味わいを変化させます。
ミニ原木でも原木同様発酵による味わいの変化を感じられ、食べ始めと食べ終わりとの違いに驚くこともあるでしょう。 様々な方法で楽しめるミニ原木は、この巣ごもり需要の高まりで人気が伸びています!
ぜひ原木を自宅に置いてみたいという方は、この機会にまずはミニ原木から試してみてはいかがでしょうか。
贈り物や、自分へのご褒美にぜひ
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