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イベリコ豚専門店イベリコ屋です。

イベリコ豚はもちろん、
生ハムの情報や、スペインの歴史、旅に関する【お役に立てる情報】を配信していきます。



■持続可能な開発目標SDGs



SDGsという言葉が一昔前に比べ、日本でも浸透してきましたね。

SDGs(Sustainable Development Goals)とは、
日本語に訳すと『持続可能な開発目標』という意味。
2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、
2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された
「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、
2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。

参考:外務省

お勤めの企業や馴染みのある店舗・企業・業界でもSDGsの取り組みを公開しており、SDGsをより身近に感じられている方も多いのではないでしょうか。
しかしSDGsそのものには、環境保護や平和・環境劣化防止などの多様な目的があるだけではなく、グローバルな諸課題解決を目指すもののため、
自分が取り組めるものが分からない…という方も多いでしょう。
しかしSDGsの行動自体は国や企業単位だけではなく、個人で取り組める活動もたくさんあります。

今回は、個人でも無理なく取り組める活動としてイベリコ屋のSDGsをご紹介します。



■食べて植林に繋がる イベリコ屋のSDGs



イベリコ屋では2014年から毎年一度スペインでイベリコ豚の住んでいる森のコルク樫の木を
植樹する活動をおこなっています。
この植樹は皆さまからの売上金の一部を寄付金に充てています。
スペイン現地の方にも手伝って頂きながら1本1本丁寧に手作業で大切な苗を植えています。

このようにイベリコ屋のSDGsは、商品のご購入・お召し上がりいただくことで活動にご参加いただけます。



□イベリコ屋のSDGs背景
イベリコ屋が植樹活動を始めたきっかけは、
イベリコ豚を飼育するためのデエサ(放牧地)の環境破壊が進んでいるからです。
イベリコ豚の飼育には、スペイン西部を中心とした一部のエリアだけに存在する、
広大なセイヨウヒイラギガシ等の原生林(デエサ:dehesa)が欠かせません。
そしてイベリコ豚の飼育は広大な放牧地だけではなく、通常の白豚よりも長い飼育期間も必要になります。
通常の食用豚と比較し、飼育に手間とコストがかかるイベリコ豚。

現地の業者さんの中には廃業する方も増えておりイベリコ豚の放牧地であるデエサが
宅地やゴルフ場に変わりつつあります。
しかしコルク樫が育つまでには最低でも30年はかかります。
一度デエサの森を宅地やゴルフ場にした後にまた元の森の状態に戻すのは、ほぼ不可能です。
そのような背景もあり、イベリコ屋では2015年から植樹プロジェクトを立ち上げ、
実店舗や通販の売り上げの一部をコルク樫の苗木購入に充てデエサが残り続ける植樹活動を開始しました。

日本のみならず世界でも需要が高まるスペインのイベリコ豚。
イベリコ豚を守るためには、広大で自然豊かなデエサと由緒正しい血統を守り続けなければなりません。

中でもデエサで過ごすモンタネラはイベリコ豚のランクを左右する大切な期間。
デエサがなくなるということはイベリコ豚の未来もなくなってしまうことに繋がります。

イベリコ豚の未来を守るためにもイベリコ屋は食べて植林に繋がるSDGsを続けてまいります。


贈り物や、自分へのご褒美にぜひ

https://www.iberico.co.jp/