イベリコ豚専門店イベリコ屋です。
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■イタリアワインの特徴
□世界におけるイタリアワインの位置づけ フランスと同様、『ワイン大国』というイメージが強いイタリア。 フランスと違い、ハウスワインなど手軽で気取らないというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
お手軽なイメージが強いイタリアワインですが、実は「バローロ」や「バルバレスコ」といった、イタリアワインの王様・女王と称される高級ワインまで、イタリアワインの特徴はその多様性にあります。
イタリアは他の国と比較し、土着品種と呼ばれてるその土地ならではのブドウ品種が非常に多く存在します。 そのため、土着品種に特化した様々なイタリアワインがその土地の気候や地形に合わせて製造・生産されている歴史的背景があります。
さらに近年では国際品種を上手に取り入れながら、土地の個性を表現する個性豊かなワインも出てくるようになりました。
□イタリアワインに使用されるブドウ品種 海と山に囲まれた縦に細長い形をしたイタリア。地域によって環境の変化に富んでいます。 そのため、耕作されるブドウ品種の種類がとてもたくさんあります。 多種多様な種類があるイタリアのブドウ品種ですが、 もちろん世界に代表されるような有名な品種も数多く作られています。
<赤ワイン> ・サンジョベーゼ イタリアを代表するワインの1つ、キャンティの原料に用いられる、サンジョベーゼ。 イタリア国内で生産されるブドウ品種の中で圧倒的な生産割合を誇ります。
・バルべーラ ピエモンテ州とロンバルディア州を中心にサンジョベーゼに次いで多く耕作されている品種。 比較的収穫しやすく、収穫量も多いためハウスワインの醸造に多く用いられています。
<白ワイン> ・トレッビアーノ 環境の変化に強いと言われている、トレッビアーノはあらゆる土壌・環境の変化の中でも多くの量を収穫できる品種。 そのため、イタリア全土で耕作され、イタリアを代表するブドウ品種の1つに数えられています。
・カタラット シチリアワインに使用するブドウ品種と言えば、カタラット。 シチリアの白ワイン品種としては、最も古い品種と言われています。果実味溢れる豊かな味わいのワインを作り出します。
■生ハムに合うイタリアワイン
今回はぜひ生ハムに合わせて頂きたいイタリアワインを2種ご紹介します。
ご紹介する2種のワインは、対局に位置するワインです。 しかしながら、両ワイン共にイタリアワインの代表格でもあり世界的にもその地位を確立しています。 どちらにも、それぞれの良さがあり甲乙つけがたいワインです。
□キャンティ トスカーナ州の中部でつくられるサンジョヴェーゼをメインとした親しみやすいワイン。 女性でも飲みやすく、まろやかな口当たりは、家で生ハムを気軽に楽しみたい時に合わせたくなるワインです。
□バローロ 冒頭でご紹介した、『イタリアワインの王様』と称されるバローロ。 ネッビオーロというイタリアの土着品種のみを使い造られたバローロは、イタリアワインの特徴である土着品種の個性溢れる一面を垣間見ることができるワインです。
王様と呼ばれるバローロは、男性的な重厚感が特徴。 その深遠な味わいは、大切な人と特別な時間を過ごすたい時にセレクトしたい一品。 普段食べることのない、高級生ハムと組み合わせることで、最高のマリアージュを楽しむことができます。
多様性に富んだイタリアワイン。 土着品種を大切にするイタリアワインは、その土地の気候や風土に合わせて製造されるイタリア産生ハムとの相性も抜群。 シーンや合わせる生ハムに応じてセレクトしてくださいね。
贈り物や、自分へのご褒美にぜひ
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