イベリコ豚専門店イベリコ屋です。
イベリコ豚はもちろん、
生ハムの情報や、スペインの歴史、旅に関する【お役に立てる情報】を配信していきます。
新型コロナウイルスの影響で今年のゴールデンウイークはステイホーム週間と言われ、
お盆もリモート帰省をする方が多くいらっしゃいました。
今年の年末帰省についてのアンケートでは、約9割もの人が「帰省を控える」という統計が出たそうです。
今年の年末はステイホームな年越しになりそうですね。
■ステイホームな年末には、豪華な食材で華やかに
1年の労をねぎらう年末。
仕事納めを迎えた後、新型コロナウイルスの影響も相まって今年の年末は家でゆっくりと過ごすという方も多いのではないでしょうか。
そんな年末には、普段食べることのないちょっと贅沢な食事がしたいもの。
今回は今年のうちに食べたおきたい生ハムや、新年にぴったりの豪華な生ハムをご紹介します。
ステイホームな傾向がみられる今年の年末年始。
せっかく家にいるのであれば、いつもよりちょっと贅沢な食事で新年を迎えませんか?
■年末にこそ!豪華な高級生ハムを
今回は各国別におすすめの高級生ハムをご紹介します。
□スペイン
生ハムと言えばスペインのハモン・セラーノやハモン・イベリコが有名。
日本でも知名度が高く、中でもドングリを餌に育ったスペイン原産のイベリコ豚を使用している
ハモン・イベリコは、周知の方も多いのではないでしょうか。
しかし全てのハモン・イベリコがドングリを食べて育ったイベリコ豚を原料にしているわけではありません。
イベリコ豚には、厳格な基準のもと、育った環境・餌によって適切なランクが与えられます。
ランクの中でも最上位にあたるレアル・ベジョータは、イベリコ豚の中でも2%しか存在しないほど希少な豚。
日本国内ではイベリコ屋でしか取り扱いをしていない、最高品質の生ハムです。
そんな年末に相応しいセレブリティな生ハムは、旨味のもととなるアミノ酸の濃縮が極限にまで高まり、
まるでチーズのような口当たり。
今までの生ハムとは全く違う、最高の味わいを知ることができるでしょう。
□イタリア
生ハム大国で知られるイタリア。
スペインと並び、原産の生ハムは日本でも有名なものが多数あります。
イタリアと言えば豚のもも肉を丸ごと使った、パルマ産のプロッシュット・ディ・パルマが知られています。
しかし今回ご紹介したいのは、クラテッロ・ディ・ズィベッロという生ハム。
イタリアでは「幻の生ハム」と呼ばれる、希少価値の高い生ハムです。
パルマの独特な気候を有さないズィベッロ村では、パルマと同じ製法では生ハムを作ることができません。
そのためクラテッロ・ディ・ズィベッロはパルマとは違う独特な製法で製造されます。
使用する部位はもも肉の中心部分にある、柔らかい最上の部分のみ。
切り取った肉を豚の膀胱の袋に詰め縫い合わせます。更に紐を網目状に締めて吊るして熟成させる。
それがクラテッロ・ディ・ズィベッロの製法です。
現在クラテッロ・ディ・ズィベッロを製造する村は、ズィベッロ村を含む8つのみ。
年間に生産される生ハムの本数は、たったの6万本と言われています。
貴重と言われるパルマ産生ハムですら年間800万本以上生産されています。
その生産本数は、クラテッロ・ディ・ズィベッロが希少であるかを物語っています。
流通本数が限られているため、百貨店などで現物を見ての購入はなかなか難しいかもしれません。
しかしインターネットなどの通販では販売している店舗もあります。
興味がある方はトライしてみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
Withコロナと言われる年末ですが、楽しみは工夫次第。
もし新型コロナの影響で帰省をしない場合は、年末にトライして気に入った食材を、
「お年賀」として品物を贈って挨拶をするのも良いかもしれません。
一般的なマナーとして、通常は新年の御挨拶と一緒に手渡すお年賀ですが、オンライン帰省の場合は郵送で贈っても大丈夫。
普段食べない高級な食材に舌鼓を打ったり、気に入った食材をお年賀として贈る。
このようにステイホームな年末・年始も楽しんでくださいね。
贈り物や、自分へのご褒美にぜひ
|