イベリコ豚専門店イベリコ屋です。
イベリコ豚はもちろん、 生ハムの情報や、スペインの歴史、旅に関する【お役に立てる情報】を配信していきます。
■スペインの年末年始
スペインにも日本と同様、クリスマスや大晦日など年末のイベントが盛りだくさんです。
□クリスマス スペインのクリスマスは、12月24日〜1月6日までとお正月をまたぐ約2週間。
クリスマスイブ(12月24日)はスペイン語で「Noche buena(ノチェ・ブエナ)」、クリスマス(12月25日)は「Navidad(ナビダッド)」と呼ばれています。 12月25日はスペインの国の祝日でもあり、お店の多くは閉まっており地域によっては静かな日になります。 至る所でイルミネーションが輝く日本の12月25日とは少し違った雰囲気かもしれませんね。
また日本では、クリスマスと言えば「恋人と過ごす特別な日」という位置づけやイメージを持っている方も多いかもしれません。 一方スペインでは、12月24日・25日の2日間は家族と過ごすのが一般的。 家族でクリスマスプレゼントを交換し合ったり、料理をつまみながらゆっくりとした時間を過ごします。
□大晦日(12月31日) スペイン語で大晦日は「Noche vieja(ノチェ・ビエハ)」。
日本と同様、スペインでも大晦日は小売店が休みだったり早めに店じまいを行います。 年をまたぐタイミングは家族や恋人と一緒にゆっくり過ごす人も多いですが、大晦日は友達と騒ぐのがスペイン流。 そのため友人とカウントダウンイベントに出かける人も多いそうです。
年が明けると市庁舎等の鐘がなります。 その鐘の音に合わせブドウを12粒食べる習わしがあります。 そしてカバ(スペイン産のワイン)で乾杯するのがセオリーだそうです。
■スペイン人がおすすめする年末に食べる生ハム
日本ではクリスマスや年末など家族が集うシーンではご馳走を用意するという方も多いでしょう。 スペインでも同様、多くの家庭で特別なディナーを用意し、家族での団らんの時を過ごします。
クリスマスや年末などの特別なシーンでは、やはり普段食べることのない高級食材が好まれる傾向に。 スペインの高級食材と言えばフジツボの仲間であるカメノテや、濃厚な味噌がたっぷり詰まったエビ、カラビネーロが有名ですね。 また日本でも最近知名度が高まりつつある、イベリコ豚やイベリコ豚を原料としたハモン・イベリコなどが知られています。
特に古代ローマ時代からの歴史を持つスペイン原産の黒豚であるイベリコ豚は、スペイン人にとっても昔から国を象徴する高級食材として扱われてきました。 上質の脂肪と鮮やかな赤身が特徴のイベリコ豚。中でもドングリで育てられた最高ランクのイベリコ豚の脂身は、口に入れた瞬間に溶け出し、豚の脂とは思えないナッツの風味を感じます。 スペインでは最高ランクのイベリコ豚をキャビアやフォアグラ同様、最高峰の高級食材の位置づけとしています。 そんなベジョータランクのイベリコ豚で作られたハモン・イベリコは、スペインにおいて、年末のご馳走に欠かすことが出来ない一品です。
日本でもクリスマスや年末などのシーンに手軽な一品として、またアルコールとのマリアージュを楽しむために提供されることが多くなりました。 今年の年末は、お家で普段食べることのない食材の1つとして、イベリコ豚を原料とした本場のハモン・イベリコをチョイスしてみてはいかがでしょうか。
贈り物や、自分へのご褒美にぜひ
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