イベリコ豚専門店イベリコ屋です。
イベリコ豚はもちろん、 生ハムの情報や、スペインの歴史、旅に関する【お役に立てる情報】を配信していきます。
■スペインのコロナ事情
1月10日時点のスペインの新型コロナウイルス新規感染者は32,095人/1日。 新規感染者数の平均は、連続で増加の報告がなされました。
スペインは昨年の10月から再び緊急事態宣言が発令され、状況に応じ2021年5月まで実施される予定です。 さらには昨年12月時点でスペインのマドリード自治州政府より、英国で見つかった新型コロナウイルスの変異種が首都マドリードで確認されたと明らかにしました。
スペイン国民も新型コロナウイルス感染拡大への危機感が強く、各人外出の自粛や対策を行っています。 しかし一方で、観光事業に関係した旅行代理店、飲食店、ホテルなどはその20%が廃業または倒産を余儀なくさせれていると言われています。
日本と同様、スペインの飲食店も感染拡大に努めています。 お店の入り口には消毒液が設置されており、必ず手の消毒が求められます。 さらにカフェやバルでは、QRコードを使用して自分のスマートフォンなどでメニューを確認するケースが増えているとのこと。
そんな中、やはりスペインでも自宅で高級飲食店のテイクアウトやお取り寄せなどのようなプチ贅沢を楽しむ、新しい食の楽しみが広がりつつあるようです。
■スペインの食卓に欠かせない生ハム
生ハムはスペインの食文化にかかせない存在。 バルやレストランの王道メニューであるのはもちろん、一般家庭の食卓にも欠かすことができません。
それは世界と比較した生産賞・消費量からも伺えます。 スペインは世界トップの生ハム生産国です。なんと年間4,000万本以上もの生ハムを生産しているそうです。 さらに、一人当たりの年間消費量はで平均4キロと言われています。 このような数字から見てもスペイン人にとって、生ハムは無くてはならないものということが分かりますね。
日本ではまだ馴染みがないという方も多いですが、実はスペインの家庭では「生ハム1本買い」 は普通なんだとか。 もちろん、本物の生ハムを知っているスペイン人はその品質にもこだわります。 日本では生ハムをそのまま提供することがほとんどですが、スぺインでは原木買いをするが故に実に様々なアレンジを各家庭ごとにみることができます。
巣ごもりスペインでの生ハム生活におけるアレンジ例をご紹介します。
□トッピングに活用 塩気が効きつつも他の食材との相性が良い生ハムは、様々な料理のトッピングに活用することができます。 サラダにトッピングするだけでもぐっと味わい深くなり、高級感を感じることでしょう。
□料理の食材に ピザやパスタはもちろん、サンドイッチやピンチョスアレンジなど生ハムは様々な料理にも活用できます。 料理に加えることで生ハムの深い味わいと程よいアクセントが食欲をそそることでしょう。
□残った骨はスープの出汁に スペインでは、残った骨を煮込んでスープにするのが一般的。根菜やハーブなども一緒に入れて煮込むことで、各家庭オリジナルのスープを作ることができます。 生ハムを骨まで活用するスパニッシュソウルが垣間見れますね。
このようにスペインでは、生ハムを原木で購入し、様々な料理にアレンジするのが主流。 日本ではハードルが高いと思われがちな原木も、多くのスペインの一般家庭では他の食材同様、日常的に購入されているようです。
次のブログでは、原木を購入した時の流れなどをご紹介します。 1度原木を購入してみたいとお考えの方はぜひ参考にご覧くださいね。
贈り物や、自分へのご褒美にぜひ
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