スペイン サラミ・チョリソー最高級イベリコ豚専門店イベリコ屋
イベリコ豚専門店イベリコ屋です。
イベリコ豚はもちろん、
生ハムの情報や、スペインの歴史、旅に関する【お役に立てる情報】を配信していきます。
イベリコ豚製品というと生ハムのイメージが強いですが、腸詰め製品も存在します。
その代表格にサラミとチョリソーがあげられます。
作り方は豚の腸に、肉とスパイスなどを混ぜたものを詰めて熟成させます。
今回は、生ハムと同じ加工肉の仲間であるサラミとチョリソーに焦点を当ててお伝え致します。
■スペインのサラミ
□サラミとは?
サラミとは、豚の精肉に、コショウやオレガノを混ぜ合わせ腸詰し乾燥熟成させたもの。
スペインでは生ハムと同じくらいに種類が多く、混ぜ合わせたスパイスの香りが食欲をそそります。
熟成の風味がワイルドでその濃厚さは一口食べるとクセになってしまいます。
□スペインのサラミ
スペインを代表する2つのサラミをご紹介します。
◇サルチチョン
サルチチョンとは、イベリコ豚の精肉で作られるスペイン代表の生サラミのこと。
日本で販売されている多くのサラミとは違い深い酸味が特徴。
ワインとの相性もトップクラスです。しっかりと重みのあるワインでもその風味に負けない
イベリコ豚本来の味わいが最高のマリアージュを創り出します。
さらにスパイスの効いた刺激的な味わいは、生ハムと違った楽しみをもたらしてくれます。
◇ロモ
イベリコ豚のロースをニンニクやパプリカで味付けし、腸詰したもの。
イベリコ豚の後ろ足から作られるハモン・イベリコとは異なり、柔らかな触感と繊細風味が口の中に広がります。
噛めば噛むほどに味わいが広がり、イベリコ豚の本来に肉質を存分に楽しむことができます。
ハモン・イベリコとはまた違ったイベリコ豚の美味しさを堪能できます。
■スペインのチョリソー
日本でも辛口ソーセージとして浸透しつつある、チョリソーですが、実はその発祥はスペインなのです。
本場のチョリソーは、日本よりもっと辛みが強いのかな?と情熱の国の代名詞と掛け合わせ、
そうイメージされる方も多いかもしれませんが、本場のチョリソーは辛くないものがほとんど。
□チョリソーとは?
チョリソーとは、豚の精肉に塩やにんにく、パプリカを混ぜて腸詰めにし、自然乾燥させたもの。
スペイン・イベリア半島が起源と言われています。
チョリソー特有の赤身はパプリカが混ぜ合わさっているからです。チョリソーの語源はラテン語から。
「しょっぱい、塩辛い」を意味する言葉から由来しています。
□スペインのチョリソー
スペインのチョリソーにもイベリコ豚を原料としたものがあり、
イベリコ・チョリソーと呼ばれています。
イベリコ・チョリソーは、常温にして頂くことにより、イベリコ豚の脂が溶けだし、
スパイスとパプリカの風味があいまってじつに美味な味わいを引き出します。
本場スペインのサラミ・チョリソーは、日本のスーパーなどにあるものとは、
風味や味わいが全く異なり別モノと言っても過言ではありません。
中でもイベリコ豚肉を原料とし、絶妙のスパイス加減と熟成を経たサラミ・チョリソーは、
ハモン・イベリコとはまた違ったイベリコ豚の美味しさに気づかされます。
本当に美味しいサラミ・チョリソは、スパイスのアクセントがイベリコ豚特有の香りを引き出します。
使用するスパイスの種類や量は製造する会社によって異なります。
また、ハモン・イベリコと同様、イベリコ豚のランクによってもその味わいを変化させます。
ぜひ機会があれば、スペインの本場のサラミ・チョリソーをお試しいただき、
自分のお気に入りを見つけてみてくださいね。
サラミ・チョリソーからは生ハムとは違った楽しみを発見することができたり、
日本との違いに驚きを感じることもあるかもしれません。
贈り物や、自分へのご褒美にぜひ