イベリコ豚専門店イベリコ屋です。
イベリコ豚はもちろん、
生ハムの情報や、スペインの歴史、旅に関する【お役に立てる情報】を配信していきます。
■イベリコ豚とは?
当ブログでも何度か紹介しておりますが、イベリコ豚の生ハムに合うチーズをご紹介する前に、
まずはイベリコ豚がどんな豚なのか簡単におさらいをしたいと思います。
イベリコ豚は、スペインの豚の原種であるイベリア種という品種の豚です。
イノシシを食用として飼育し始めたことが起源と言われています。
そのため、日本で食用に飼育されている豚とは違い、鼻が長く細く引き締まった四肢を持ちます。
黒い身体も特徴の1つですが、稀に黒色ではないイベリコ豚もいるようです。
イベリコ豚は、飼育環境や与えられる餌によって、ベジョータ、セボ・デ・カンポ、セボの3つにランク分けされます。
日本では「イベリコ豚=どんぐりを食べて育った豚」というイメージが強いイベリコ豚ですが、実は3つのランクの中でもどんぐりを食べて育ったランクの豚は「ベジョータ」だけ。
スペインでも大変希少価値の高い食材として、三ツ星レストランや高級ホテルなど限定されたお店にしか卸されていません。
どんぐりを食べて育ったベジョータから作られる生ハムは、ほんのりナッツの香りと濃厚な味わいが特徴です。
どんぐりを食べることにより、オレイン酸を多く保有する身体となったイベリコ豚から作られる生ハムは口の舌の温度でその脂が融解してしまうほど。
同じスペイン産生ハムの白豚を原料としたハモン・セラーノと比較すると、少しクセを感じる方もいらっしゃいます。
そのクセのある味わいは一度食べたら忘れられず、ファンになる方も多い独特の味わいです。
■ハモン・イベリコに合わせたいチーズ
濃厚な味わいと奥行ある風味を持つハモン・イベリコには、同じように深いコクを持つチーズがおすすめ。
また他にも、生産国や生産地域が同じものを選ぶ方法もあります。
今回は、スぺイン原産のチーズをご紹介します。
チーズと言えば、スイスやオランダ、イタリアなどをイメージする方も多いかと思いますが、スペインでもチーズの生産は盛んに行われています。
しかし他のヨーロッパ諸国とは異なり、牛乳より山羊乳から生産されるチーズの方が多く、全体生産量の約60%近くが山羊乳から作られたチーズだそうです。
また山羊乳と羊乳、牛乳を混合したチーズも多く出回っています。
そんなチーズ事情を持つスペインチーズですが、ハモン・イベリコに合わせたいチーズはこちら。
□ケソ・イベリコ(Queso Iberico)
ケソ・イベリコは、古くからイベリア半島で製造され、牛・羊・山羊の3つの乳を混合して作られています。
それぞれの乳の特性が活かされ、酸味としっとり感のバランスが取れたマイルドな味わいが特徴です。
程よいチーズ独自の酸味を持つケソ・イベリコは、奥深いコクを持つハモン・イベリコとの相性も抜群です。
ハモン・イベリコのどっしりとした味に負けず、さらには双方の旨味・味わいの相乗効果が楽しめます。
いかがでしたでしょうか。
在宅需要が高まる中、家でお取り寄せを楽しむ方が増えてきました。
オンラインショッピングでも気軽に取り寄せることができるので、ぜひハモン・イベリコとの最高な組み合わせを楽しめるチーズを見つけてくださいね。
贈り物や、自分へのご褒美にぜひ
|