|
イベリコ豚専門店イベリコ屋です。
イベリコ豚はもちろん、
生ハムの情報や、スペインの歴史、旅に関する【お役に立てる情報】を配信していきます。
■アンダルシアとは?
アンダルシアポークについて説明する前に、まずは『アンダルシアとはどういう意味か?』をお伝えします。
アンダルシアとは、スペインの南海岸に位置する8県から成る自治州です。つまりスペインにある地名です。
アンダルシアの歴史は古く、かつて8世紀から約800年に渡りイスラム教徒に支配されていました。
そのため、ヨーロッパやスペインの気質よりアラブのエキゾチックな雰囲気・風景が強く残るとても魅力な街。
かつてこの地を支配したイスラム王朝の遺産が数多く残っており、世界遺産に認定されているものも多数存在します。
そんなアンダルシアはスペインを代表する観光地の1つでもあります。
またアンダルシアはフラメンコ発祥の地。
スペインの情熱を感じる民族舞踊は、世界中から本場の情熱を求めて本物見たさに多くの観光客が訪れます。
さらに「スペインで最も美しい村」に選ばれたこともあるフリヒリアナでは、
エキゾチックな世界遺産と相対して、家々が真っ白に統一された『白の世界が広がる街並み』を有します。
アンダルシアの観光スポットの中でも一二を争うほどの人気観光地です。
■アンダルシアポーク
そんな魅力あふれるスペインのアンダルシアは、実はスペイン屈指の生ハム産地としても知られています。
イベリコ豚から作られるハモン・イベリコは、スペインの中でもアンダルシア地方ウエルバ県にあるハブーゴ村とグラナダ県にあるトレベス村のものが特に優れていると言われています。
世界中の三ツ星ホテルやミシュラン取得レストランが挙って取り寄せを行います。
またアンダルシア地方には至る所にバルが点在し、その場でスライスしたハモン・イベリコを手頃な値段で食べられます。
過去にでアンダルシア地方のウエルバ県で行われた研究の結果によると、
高コレステロール血症患者の割合が、スペイン全土の平均26.3%に対し、ウエルバ県は8.7%とかなり低い数値であったことが発表されています。
様々な要因はあるようですが、ウエルバ県民の多くがほぼ毎日オレイン酸を多く含むイベリコ豚を食していたことが理由の1つに挙げられています。
アンダルシア地方では生ハムの製造だけではなく、日常的に生ハムを食べる文化も根付いており、
現地の人々にとって生ハムは切っても切り離せない生活に溶け込んだものと言えそうです。
そんな生ハムと深い関係にあるアルダンシア地方では「アルダンシアポーク」という品種の豚が飼育されています。
アルダンシアポークは生ハム専用豚とも言われるほど生ハム製造に適した豚です。
というのも、通常の豚と比較して約2倍もの味の浸透率を誇ると言われています。
パサつきがなくしっとりとした食感が特徴です。
□アルダンシアポークの生ハム
このアルダンシアポークの生ハムを扱っているのは日本でもイベリコ屋だけ。
そして驚くべきことに、このアルダンシアポークの生ハムは製造の過程で添加物を一切使用していません。
つまり添加物を使わず塩だけで製造しているのですが、その塩の種類は地中海深海の塩。
イタリアでも無添加の生ハムはありますが、岩塩を使用し製造されているものがほとんどです。
海塩を使用して製造されたアルダンシアポークの生ハムは、塩気が非常にマイルド。
他の生ハムと比較してみるとその違いは歴然です。
□アルダンシアポークで作ったローストポーク
そんなアルダンシアポークを材料に作るローストポークはしっとりやわらか。
また味の浸透率が良いので、中までしっかり味付けが染み込みます。
豚の美味しさを閉じ込め、中まで味が染み入ったローストポークは先日紹介した
イベリコ豚のローストポークとはまた違った美味しさ。
白豚ならではのさっぱり感が食べやすくクセになるという方もいらっしゃいます。
ぜひ機会があればご賞味ください!
贈り物や、自分へのご褒美にぜひ
https://www.iberico.co.jp/ |
|