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イベリコ豚専門店イベリコ屋です。
イベリコ豚はもちろん、
生ハムの情報や、スペインの歴史、旅に関する【お役に立てる情報】を配信していきます。
■南蛮貿易をきっかけに交流開始
スペインと日本の最初の交流は16世紀半。日本の歴史では、戦国時代にあたります。
1549年のフランシスコ・ザビエル到来をきっかけに日本とスペインの関係は大きく動き出します。
ここで余談ではありますが、フランシスコ・ザビエルは、
スペインのナバラ王国で生まれたため国籍で言えば「スペイン人」、民族は「バスク人」と言われています。
(中にはポルトガル人だと考える説もあります)
フランシスコ・ザビエル到来を皮切りにキリシタンが頻繫に往来し、
日本とスペインの間には盛んな交流が築かれました。
後の南蛮文化と呼ばれる当時の流行には、
スペインを含むヨーロッパ文化が色濃く反映されています。
その後鎖国を期にスペイン含をむヨーロッパとの関係は一度断絶してしまいます。
■2018年は日本×スペイン節目の年
2018年は「日本スペイン友好通商航海条約」が調印されてちょうど150年目を迎えた年。
1868年11月12日、神奈川県において「日本スペイン友好通商航海条約」が調印され、
鎖国後から現在に至るまで日本とスペインとの友好的な関係を築く起源となりました。
以来150年以上に渡り日本とスペインとの関係は年々活発かつ、深みを持つようになりました。
現在ではスペインにとって日本はアジアで2番目の商業相手国であり、年間50万人もの人々がお互いの国を訪問しています。
また両国の絆は、両国の文化にも浸透しています。
スペインの国技である闘牛では、日本人の闘牛士が活躍。これまでになんと3名の闘牛士が一線で活躍したそうです。
一方で日本古来の武道と言われる空手では、スペインのマドリードに国際空手連盟の本部を置くだけではなく、
約8万人のスペイン人空手愛好家がいると言われています。
■スペインイベリコ輸入の歴史
最後にイベリコ豚専門店イベリコ屋から、
スペイン原産豚であるイベリコ豚の歴史を少しご紹介します。
スペイン原産のイベリコ豚は、今では日本でも非常に知名度の高いブランド豚の一種として広く認知され親しまれています。
長く日本に根差していると思われているその歴史ですが、
実は生ハムとコルクの名産地として知られるハブーゴ村からイベリコ豚が輸入されたのは2003年のこと。
日本でのイベリコ豚の歴史はまだ20年にも満たないものなのです。
イベリコ豚には血統・与えられる餌・育つ環境に応じて
スペイン政府が定めた細かい規定のもと厳格にランクが定められます。
ランク分けは牛肉でもよくみられる制度ですが、
豚肉でここまで厳格な規律で定められた品種はそうそうありません。
イベリコ豚はランクに応じて価格や味・食べ応えが異なります。
そのため商品選びの際のランク確認は欠かせません。
イベリコ豚の認知が広がり始めた頃は、
イベリコ豚にランクがあることを知らない人が大半でした。
しかし最近では生ハムの他にも様々な部位のお肉や加工品が日本に輸入されるようになり、
イベリコ豚のランクの認知が高まりつつあります。
今後もさらにイベリコ豚の認知は高まり、
日本への輸入豚の中でもより高い注目を集めることになるでしょう。
スペインと日本の歴史は親和的で交流の深いもの。
親日家が多いのもスペインの特徴の1つ。
次のブログでは、スペインのお祭りについてご紹介します!
ぜひ興味をお持ちの方は、どんなお祭りがあるのかブログを覗いてみてくださいね。
贈り物や、自分へのご褒美にぜひ
https://www.iberico.co.jp/ |
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