イベリコ豚専門店イベリコ屋です。
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生ハムの情報や、スペインの歴史、旅に関する【お役に立てる情報】を配信していきます。
皆さんは"生ハムの本場"というと、どこを思い浮かべますか。
ハモン・イベリコで有名なスペイン、日本でもメジャーな生ハムプロシュットの産地イタリアなど、ヨーロッパを中心に世界では各地域の気候や特色に合わせた生ハムが生産されています。
中でもスペインには、「Museo del Jamón」(※ムセオ・デル・ハモン)があります。
※日本語で生ハム博物館と呼ばれています
今回は、このMuseo del Jamón(ムセオ・デル・ハモン)についてお伝えします。
■Museo del Jamón(ムセオ・デル・ハモン:生ハム博物館)
ムセオ・デル・ハモンは、生ハム博物館という名のお店ですが、展示品などが掲示されているわけではなく、どちらかというとレストラン併設型の生ハム専門店といったイメージです。
スペインの生ハム会社の経営するお店だそうです。
お店に入りまず驚くのが、天井からぶら下がっているハムの数々。
その量は圧巻です。天井一面に生ハムがぶら下がっています。
ムセオ・デル・ハモンは、スペインのガイドブックにも必ず載っている有名店。
そのため、「観光客向けのお店」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
現地のマドリード市民に「美味しい生ハムを食べられる場所は?」と聞くと一番におすすめされる信頼できるお店です。
多くの観光客で賑わうムセオ・デル・ハモン。地元の人たちも軽い食事に利用している方も多いとか。
店内には、今まで見たことのない数と種類の生ハムが所狭しと並べられています。
□価格
ムセオ・デル・ハモンで驚くのは生ハムの種類と量だけではありません。その価格にも、きっと驚くことでしょう。
ビールと生ハムを挟んだシンプルなサンドイッチとビールのセットがなんと2ユーロで楽しめます。
もちろんサラミやチーズとの盛り合わせもあり、こちらの値段もお手頃価格。
地元に人にとってもムセオ・デル・ハモンで過ごす時間は日常の一コマかもしれません。
そしてスペインの魅力を堪能したい旅行者にとっても、思い出を残すことができる嬉しいお店のようですね。
□場所
ムセオ・デル・ハモンにはいくつかの支店があります。ご自身の観光ルートに合わせて立ちよりやすい支店を選ぶと良いでしょう。
大きな広場やプラド美術館の近くなど、主要な観光地周辺にあります。
外からでも分かる活気ある店内の様子と、山積みに陳列された生ハムが見えます。
店先には赤い看板が掲げられていますが、そのお店が「生ハム博物館」だと知らなくても目にとまりますよ。
□スタイル
◇レストラン
ムセオ・デル・ハモンの2階はレストランになっています。そのため座ってゆっくり食事を楽しむこともできます。
レストランも手頃なお値段で美味しい料理が提供されています。
パエリアやガスパチョ、魚フライといったメジャーなスペイン料理が揃っています。
本場のスペイン料理を気軽に楽しみたいという方は、滞在中の夕食に活用するのも良いしょう。
◇バル
スペインへの旅行者の中には「スペインに来たからには、本場のバルで飲みたい!」という方もいらっしゃるかもしれません。
嬉しいことにムセオ・デル・ハモンにはバルも併設されています。
スペインでは、食べ飲みした際に使用したナプキンやオリーブの種、エビのしっぽは床に落とします。
そのため、床が汚れているお店ほど美味しいお店と言われています。
もちろんムセオ・デル・ハモンのバルの床もお客さんたちの足元にはナプキンやなどが散乱。
お店が賑わっていることを物語ります。
地元の方々は1つのバルに長いせず、3〜4つのいくつかのバルをはしごします。
ムセオ・デル・ハモンの周りにもたくさんのバルがあるため、
ムセオ・デル・ハモンで生ハムとビールを楽しんだ後は、別のお店でスペイン料理を楽しむというのもおすすめです。
1つのお店に長いせず”軽く一杯”、というスペインスタイルの気軽さを楽しみつつ、旅行・観光話に華を咲かせるのも良いですね。
■お土産
ムセオ・デル・ハモンでは、生ハムをお土産用に買って帰ることもできます。
お持ち帰り用のカウンターが設置されており、すでにパックになっているものが販売されています。
また自分が気に入った生ハムがあれば、目の前で切り分けパックにしてくれるサービスもあります。
旅行の移動に疲れた場合の時も、ムセオ・デル・ハモンで生ハムを購入し、
スーパーで購入したビールと共にホテルで味わうのも良いかもしれません。
スペインの生ハムが色々なスタイルで楽しめるムセオ・デル・ハモン。
スペインに観光で訪れる際は、立ち寄ってみてくださいね。
贈り物や、自分へのご褒美にぜひ
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