イベリコ豚はもちろん、 生ハムの情報や、スペインの歴史、旅に関する【お役に立てる情報】を配信していきます。
■生ハムの奥深さを知ろう!
生ハムと一口に言ってもその種類は無限にあります。 「塩辛いだけでしょ?」と思われている方は、ぜひ本場の生ハムを召し上がってみてください。 その味わいの深さや奥ゆきに驚くことでしょう。
日本の生ハムとは違い、スペインやイタリアなどで製造された本場の生ハムは豚肉と塩以外使用しません。 塩と乾燥・成熟という工程だけで作られた生ハムは余分な雑味を感じさせない、純粋な肉の旨味を凝縮した食材です。
さらに原料となる豚肉や製造工程も製造されるエリアによって様々です。 同じ種類の豚を原料にした生ハムでも地域によって味が全く違うため、食べ比べてみるのも面白いですよ。
■ワインをマスターしよう!
ワインの選び方は人それぞれですが、なんとなく値段や見た目だけでワインを選んでいませんか? ワインの選び方を押さえれば、その日用意した食材・料理にピッタリ合うワインを見つけられるかもしれません!
□味重さを合わせる 味の重さと言われてもピンとこない方もいるかもしれませんが、 料理にはさっぱり・こってりなど色々な味わいがありますよね。 もちろんワインにもスッキリ飲めるタイプもあれば、少量ずつ楽しむ味わい深いタイプもあります。 料理とワインの味の重さを合わせることで、それぞれが双方の味を引き立ててくれます。
ワインによっては重さがラベルに表示されているものもありますので、ぜひ参考にご覧くださいね。
□色を合わせる お肉と一口にいっても、 赤色が印象的な牛肉からさっぱり食べられる白っぽい色をした鳥のささ身肉や、ムネ肉まで色々な種類があります。 赤ワインなら赤身の牛肉、白ワインなら鶏肉や白身のお魚がマッチしやすいと言われています。
□風味を合わせる 香りや風味を合わせるのもワイン選びの1つの方法。 柑橘系の香りが特徴の白ワインの場合、 レモンを振りかけてさっぱり食べる料理やカボスやお塩で食べるお刺身と合わせてみてください。 スパイシーな味わいを持つ赤ワインの場合、スパイスの効いたスペイン料理はいかがでしょうか。
ワインの風味が料理の味をさらに高めてくれるだけではなく、料理の味がワインの奥行きを何層にも膨らませてくれます。
普段何気なく選んでいるワインもご紹介したポイントをおさえることで、 ワインに詳しくない方でもびっくりするぐらい双方の味を引き立ててくれる組み合わせを見つけられるかもしれません。
■生ハムとワインに合う生活
種類豊富のワインを美味しくいただくためには、どんな組み合わせが最高のマリアージュになるのか探してみましょう。 マリアージュとはフランス語で「結婚」を意味します。ワインでいうマリアージュは料理との相性を意味します。
ワインと一口に言っても原料になるブドウの種類や製法、製造される地域が全く異なります。 そのため、ワイン一つひとつの味わいは、全く違うものになります。 一方の生ハムも先ほどご紹介の通り、原料となる豚・使用する部位・地域独自の製造法によって様々な味わいを楽しませてくれます。
最高のマリアージュを見つけるためには生ハムの個性に合わせて相性の良いワインを意識して選ぶことが大切です。 ご紹介したワイン選びのポイントを生ハムとの組み合わせに応用すると、ワインと生ハムとの最高のマリアージュを見つけられるかもしれません。
また生ハム&ワインと聞くと優雅なイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、 生ハムの本場スペインでは一般的な組み合わせ。 日本のビールと枝豆のような感じでしょうか。 生ハムとワインの組み合わせはスペインの多くの家庭や、友人同士の気軽な食事の場で提供されています。
新型コロナウイルスの影響もあり、巣籠需要が高まる中、ワインと生ハムとの組み合わせであらたな晩酌・家呑みの楽しみを見つけるのも良いかもしれませんね。
贈り物や、自分へのご褒美にぜひ
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