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イベリコ豚専門店イベリコ屋です。
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生ハムの情報や、スペインの歴史、旅に関する【お役に立てる情報】を配信していきます。
■ローストポークとローストビーフの違い
ローストポークもローストビーフも肉の塊をじっくり低温で火を通した料理を指します。
使用する原料が豚の肉塊の場合はローストポーク、牛の肉塊の場合はローストビーフと称します。
どちらもドイツやスイスなどヨーロッパ地方を中心に家庭料理として親しまれている料理です。
□作り方の違い
ローストポークもローストビーフも作り方の工程は基本的に同じですが、
ローストポークの場合は深部までしっかりと火を通さないとE型肝炎ウィルスなどの懸念があります。
E型肝炎ウィルスは豚・イノシシ・シカに感染しているもので、牛や鶏などからは検出されないそうです。
また人のE型肝炎ウィルスの発症例のうち約35%は豚肉が原因と言われています。
牛肉も豚肉も畜場で解体処理する過程で腸管出血性大腸菌やサルモネラのような病原性の細菌が付着しますが、
牛肉は深部まで細菌が侵入しにくいと言わています。
塊肉でロースト料理を作る際は、牛肉はある程度生でも大丈夫ですが、豚肉を使用する場合は深部までしっかり加熱が必要です。
一方で深部まで火を通そうと思うと加熱しすぎてしまい、パサついた食感になりがちです。
また完璧な焼き上がりに見えても深部まで火が通っていないこともあります。
実際にそんな経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
作り方にもよりますがローストポークの方が調理の難易度が高いと言われています。
□味わいの違い
ローストポークは豚肉を材料にしているため、比較的さっぱりとした味です。
バジルやオレガノのような香草類で香りづけを行い、レモンや塩などさっぱりとした味付けにすれば白ワインとのマリアージュを楽しめるでしょう。
しっかりとした味付けにしたい方は黒コショウでパンチを加えたり、ソースを添えるとまた違った味わいを得られます。
味が深部まで染み込んだローストポークはビールやハイボールと合わせて頂きたい逸品です。
サラダに乗せたり、オードブルの1品としても活躍するでしょう。
一方でローストビーフは、深く火入れをしない料理方法もあり牛肉そのものの味わいを楽しめる料理です。
どっしりと深みのある赤ワインと合わせることで双方の旨味が引き立ちます。
ローストビーフを作る時に一緒に野菜もローストすることで牛肉の旨味を吸ったロースト野菜が完成します。
メインとして華を飾る一品です。
□栄養の違い
原料となるお肉の種類が違うため、当然ローストポークとローストビーフではその栄養価も異なります。
牛肉は鉄分豊富でヒトの体の中で生成できない必須アミノ酸を効率的に吸収できる食材です。
豚肉は疲労回復効果が高いビタミンB1が豊富に含まれており、その含有量は牛肉の10倍以上と言われています。
カロリー面では豚肉の方が低く、ダイエットにも適した食材です。
ローストポークもローストビーフもどちらも特別な日に食べたい料理の1つ。
それぞれに良さがあり、違いを知っていることで一緒に食べる人やシーン、お酒やその日の気分によってマッチする方を選択できますね!
料理の知識を深めると、きっと食事のひと時がより一層素敵な時間になるでしょう。
イベリコ屋ではイベリコ豚を原料とした特別な日に食べたいローストポークを取り扱っています。
ワンランク上の贅沢を楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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