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イベリコ豚専門店イベリコ屋です。
イベリコ豚はもちろん、
生ハムの情報や、スペインの歴史、旅に関する【お役に立てる情報】を配信していきます。
食品の保存方法には様々な手法がありますが、
真空パックやガスパックも食品の鮮度や味を長期間保つ包装技術の1つ。
今回は生ハムの保存にも活用されているこの2つの真空包装について、解説します!
■真空包装とは?
真空包装とは食材や料理を専用の真空袋に入れ空気を抜き、袋を閉じる包装のこと。
食材や料理によっては空気を抜く代わりに食品添加物として認定されている
ガスを注入することもあります。
食品は空気に触れることで酸化します。また細菌が繁殖し腐敗が進行します。
真空包装は食品中の空気も抜くことも可能。
そのため酸化や腐敗を防ぎ、味や鮮度を長く保てるようになります。
□真空パックとは?
真空パックは文字通り、袋の中の空気を抜き、真空状態を作るパック方法です。
空気を抜くことで体積が減るため、
運搬時に嵩張らず一度に大量の商品を搬送することも可能になります。
幅広い食材・料理に適しており、スーパーなどでも多くの商品が
真空パックされた状態で販売されています。
一方で柔らかい食材は真空状態にした時に一緒に潰れてしまうため不向きと言われています。
□ガスパックとは?
「ガスパック」はあまり耳にしないパック方法かもしれませんが、
実はポテトチップスなどのお菓子の包装に使われているパック方法です。
主に窒素ガス・酸素ガス・炭酸ガスなどが使用されており、
食品の種類や物性などの諸条件を踏まえて単体あるいは混合して利用されているそうです。
ガスパックはもともとハム・ソーセージで活用されておりましたが、
最近では酸素バリア性と熱シール性を有した発泡トレーが開発され、
鮮魚介類や精肉などにもそのニーズは広まりつつあります。
■真空パック生ハムのアレコレ
本場スペインやイタリアでは原木と呼ばれる
豚の後ろ脚1本丸々の状態である生ハムもよく見かけますが、
日本ではやはり手頃な量に小分けされたパック販売が一般的。
真空パックの商品は長持ちするんでしょ?と思われがちですが、
うっかりすると一番おいしく食べらる時期を逃していた!なんてことも。
□真空パック開封前の生ハムの消費期限は?
真空パック生ハムの場合、開封前の消費期限は3週間〜2か月ほど。
比較的日持ちがする上に常温でも保存できるタイプがほとんどのため、贈答用にも重宝します。
□真空パック開封後の生ハムの消費期限は?
生ハムは乾燥に弱く、すぐカピカピになってしまいます。
せっかくの美味しさも酸化・劣化・腐敗で台無しに。
開封したその日に食べきるのが理想ですが、できれば2・3日うちに食べきるようにしましょう。
□真空パックの生ハムが余ったしまった時の保存方法とは?
日本はヨーロッパと比べて湿気が高く、カビが生えやすい環境にあります。
余った生ハムは冷蔵庫に保管しましょう。
また保管時は、空気の触れる面積を小さくするのがポイント。
サランラップを密着させならが巻き付けジップロックに入れて保管すると風味や食感を損なわず、
最後まで美味しく食べきれるでしょう!
生ハムの美味しさをそのままにしてくれる真空包装。
イベリコ屋では、切りたてをすぐに真空包装してお届け。
そのため、切りたての味わい・香りをご家庭でもお楽しみ頂けます!
贈り物や、自分へのご褒美にぜひ
https://www.iberico.co.jp/
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